Blogブログ
home ブログ 親知らずを抜いた後にしみる…それは大丈夫?原因と対処法

親知らずを抜いた後にしみる…それは大丈夫?原因と対処法

こんにちは。東京都中央区銀座5丁目にある
【親知らず・顎関節症クリニック銀座(通称:オヤアゴクリニック)】です。
当院は以下の3つに特化した歯科クリニックです。
* 親知らずの抜歯
* 顎関節症の治療
* アスリートのための歯科治療

本日は「親知らずを抜いた後にしみる症状」についてお話しします。
抜歯後のご相談の中でも比較的多いのが、
「冷たい水がしみる」
「甘いものが少ししみる」
といった、いわゆる知覚過敏のような症状です。
まず結論から言うと、多くの場合は一時的なもので、過度な心配は不要です。

なぜ抜歯後にしみるのか?

この症状の主な原因は、
抜歯によって隣の歯の根面が露出することにあります。
親知らずが隣の歯に接していた場合、
これまで歯肉や骨に覆われていた部分が、抜歯後に一時的に露出します。
この部分はエナメル質ではなく、
刺激に対して敏感な象牙質で構成されているため、
* 冷たい水
* 甘いもの
* 風が当たる
といった刺激で「しみる」症状が出やすくなります。

抜歯後の痛みとは別物

ここで重要なのは、
このしみる症状は、抜歯した部位の痛みとは全く別の問題という点です。
* 抜歯部位の痛み → 創部の炎症や治癒過程
* しみる症状 → 隣接歯の知覚過敏
つまり、場所も原因も異なります。

どのくらいで治る?

多くの場合、
抜歯後の治癒が進むにつれて自然に改善していきます。
歯肉が回復し、露出していた部分が覆われてくることで、
刺激が伝わりにくくなるためです。早い方で2週間、長くても2ヶ月ぐらいで消失する傾向です。

対応方法

症状が気になる場合には、以下の対応を行います。
* 知覚過敏抑制剤の塗布
* フッ素塗布による保護
* 刺激物(冷水・甘味)の一時的回避
多くはこれで十分コントロール可能です。

注意すべきケース

一方で、稀にですが
もともと隣の歯に虫歯があった場合、
抜歯をきっかけに症状が顕在化することがあります。
特に、
* しみる症状が強くなる
* 温かいものでも痛む
* 痛みが持続する
といった場合には、単なる知覚過敏ではない可能性もあるため、
早めのチェックが重要です。

最後に

親知らずの抜歯後に起こるしみる症状は、
身体が変化に適応していく過程の一部とも言えます。
一時的な違和感に過ぎないケースがほとんどですが、
「これは普通なのか?」と迷ったときは、遠慮なくご相談ください。
違和感の中に、次の一手のヒントが隠れていることもあります。



オヤアゴ院長ブログ
https://ameblo.jp/kojima-dental
ご相談・ご予約は公式HPからどうぞ
親知らず・顎関節症クリニック銀座 公式サイト
https://ginza-oralsurgery.com/
無料LINE相談も実施中(予約対応もできます)
https://lin.ee/Bz8QkWi

監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
親知らず・顎関節症クリニック銀座 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。
〔所属学会・所属団体〕
歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会) インプラント認定医
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会