16歳で親知らずは抜くべき?歯根未完成で抜歯するメリット・デメリットを解説
こんにちは。東京都中央区銀座5丁目にある
【親知らず・顎関節症クリニック銀座(通称:オヤアゴクリニック)】です。
当院は以下の3つに特化した歯科クリニックです。
* 親知らずの抜歯
* 顎関節症の治療
* アスリートのための歯科治療
一般的に親知らずは10代後半〜20代前半にかけて生えてきますが、
実はこの時期は歯の頭(歯冠)はできているものの、歯の根(歯根)はまだ完成していない段階であることが少なくありません。
今回は、
* 親知らずの萌出時期
* 歯根の完成時期
* 歯根未完成の段階で抜歯を行うメリット・デメリット
について解説します。
親知らずの萌出時期と歯根完成時期
親知らずは、
* 歯冠の形成:10代前半〜中盤
* 萌出(生えてくる):10代後半〜20代前半
* 歯根完成:20代前半〜中盤
という流れをたどることが多い歯です。
16歳前後では、
* 歯冠は完成
* 歯根は未完成(短い、または形成途中)
という状態が典型的です。



歯根未完成で抜歯するメリット
① 歯冠の摘出のみで済むケースが多い
歯根がまだ形成されていないため、
歯の頭の部分(歯冠)を摘出するだけで対応できるケースがあります。
これは外科的な操作をシンプルにできる大きな利点です。
② 下歯槽神経との距離が保たれている
下顎の親知らずで問題になるのが下歯槽神経ですが、
歯根未完成の時期では、神経との距離が十分に保たれていることが多く、
神経損傷のリスクが相対的に低い傾向があります。
③ 矯正治療へスムーズに移行できる
将来的に矯正治療を予定している場合、
* 親知らずが障害にならない
* 矯正後の後戻りリスクを減らせる
といった点で、早期抜歯が有利になることがあります。
歯根未完成で抜歯するデメリット・注意点
① 侵襲性が高くなることがある
多くの場合、若年者の親知らずは完全埋伏です。
歯冠を摘出するために、
* 骨の削除量が多くなる
* 手術操作が大きくなる
といったケースもあり、
「若い=簡単」というわけではない点には注意が必要です。
② 抜歯時期の見極めが重要
歯根がまったく形成されていない時期が必ずしも最適とは限りません。
CTによる評価を行い、
* 歯の位置
* 骨の厚み
* 周囲組織との関係
を踏まえて、抜歯のタイミングを慎重に判断する必要があります。
③ 部活動・スポーツとの調整が必要
部活動を行っている学生さんの場合、
抜歯後は最低でも1週間程度の安静が望まれます。
* 激しい運動
* 接触プレー
* 長時間の練習
がある場合は、
大会や重要な時期を避けて計画することが重要です。
若年者の親知らず抜歯は「個別判断」が前提
16歳での親知らず抜歯は、
「早すぎる」「必ず抜くべき」という話ではありません。
* 将来のトラブルリスク
* 矯正治療の有無
* 歯の位置と成長予測
* 生活背景(部活・受験など)
これらを総合的に評価した上で、
今抜くのか、待つのかを判断することが重要です。
オヤアゴクリニックでは、
CTを用いた精密診断のもと、
年齢・成長段階に応じた最適な抜歯タイミングをご提案しています。
若い年齢での親知らずについて不安がある方は、
早めに一度ご相談ください。
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監修歯科医師
医療法人社団GRIT 理事長
親知らず・顎関節症クリニック銀座 院長
小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA
- 〔院長略歴〕
- 鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。
- 〔所属学会・所属団体〕
- 歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会) インプラント認定医
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会

