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抜歯は冬がいい?それとも夏がいい? ― 季節と抜歯の意外な関係 ―

こんにちは。東京都中央区銀座5丁目にある
【親知らず・顎関節症クリニック銀座(通称:オヤアゴクリニック)】です。
当院は以下の3つに特化した歯科クリニックです。
* 親知らずの抜歯
* 顎関節症の治療
* アスリートのための歯科治療

「親知らずの抜歯は、寒い時期と暑い時期、どちらが楽ですか?」
これは患者さんから、意外とよく聞かれる質問です。
結論から言えば、一概にどちらが良いとは言えません。
ただし、季節ごとの特徴を理解しておくことは、抜歯後の経過を良くする上で非常に重要です。
今回は、冬と夏、それぞれの抜歯の特徴と注意点について解説します。

冬の抜歯の特徴
「比較的楽だが、油断は禁物」

冬は気温が低く、血管が収縮しやすい季節です。そのため、
* 血流量が比較的少ない
* 術中・術後の出血が落ち着きやすい
* 腫れが強く出にくい傾向がある
といった点から、外科処置としては比較的コントロールしやすい時期とも言えます。
一方で、注意すべき点もあります。
* 寒さや乾燥により、免疫機能が低下しやすい
* 風邪・インフルエンザなどの感染症が流行しやすい
* 体調不良を自覚しにくいまま無理をしてしまう
つまり、
「抜歯自体は楽でも、全身状態にはより注意が必要な季節」
というのが冬の特徴です。

夏の抜歯の特徴
「治癒力は高いが、腫れやすい」

夏は血流が豊富になりやすく、新陳代謝も活発です。
* 傷の治りは比較的良好
* 免疫反応もしっかり働きやすい
というメリットがあります。
しかしその反面、
* 血流が多く、腫れやすい
* 出血がやや長引くことがある
* 汗や脱水による体調変化が起こりやすい
特に、抜歯後の飲酒・長時間の入浴・運動などは、夏場は腫脹や痛みを助長しやすいため注意が必要です。

結局、どの季節がベストなのか?
答えはシンプルです。
「季節よりも、その人の状態と抜歯の難易度が最重要」
埋伏の程度、神経との距離、炎症の有無、全身状態。
これらを適切に評価し、侵襲を最小限にした抜歯を行うことが、季節以上に結果を左右します。
当院では、CTによる事前診査を徹底し、
季節に関わらず安全性と確実性を最優先した抜歯を行っています。

季節を問わず大切なこと
* 抜歯前はしっかり睡眠を取る
* 体調が万全でない場合は無理をしない
* 抜歯後の指示(安静・服薬・生活制限)を守る
これだけで、術後のトラブルは大きく減らせます。

まとめ
* 冬:出血や腫れは少なめだが、免疫低下に注意
* 夏:治癒力は高いが、腫れ・出血に注意
* 最も重要なのは「季節」ではなく「診断と技術」
抜歯を検討されている方は、
**「いつ抜くか」よりも「どこで、どう抜くか」**を大切にしてください。
不安な点があれば、いつでもご相談ください。



オヤアゴ院長ブログ
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監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
親知らず・顎関節症クリニック銀座 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。
〔所属学会・所属団体〕
歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会) インプラント認定医
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会