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抜歯後の腫れはなぜ起こる? 女性に多い反応の特徴とは

2025年12月11日

こんにちは。東京都中央区銀座5丁目にある
【親知らず・顎関節症クリニック銀座(通称:オヤアゴクリニック)】です。
当院は以下の3つに特化した歯科クリニックです。
* 親知らずの抜歯
* 顎関節症の治療
* アスリートのための歯科治療

親知らずの抜歯後、腫れやすいのはどんな方ですか?
そんなご質問をよくいただきます。
結論から言うと、女性の方は男性よりも腫脹(腫れ)や出血傾向が強く出やすいことがあります。
昨日も、術後に血餅(血の塊)がやや過剰に形成され、止血まで少し時間を要したケースがありました。
決して異常ではなく、生体反応がしっかり働いている証拠でもあります。
今日は 「なぜ女性に腫れが出やすいのか」 を、医学的な視点からわかりやすくまとめていきます。

① 若い女性は血流が良いため腫れが出やすい
女性、とくに若い方は末梢の血流が豊富で、血管反応も敏感です。
抜歯後は治癒のために血液が集まりやすく、その反応が強く出ると 腫脹・出血が男性より顕著になることがあります。
血流が良いというのは、本来は“治りが良い”という長所の裏返しでもあります。

② ホルモンバランスの影響
女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)は、血管の拡張・透過性に影響します。
月経周期・排卵・PMSなどによって体の反応が変わるため、
* 血が止まりにくい
* 腫れやすい
* 痛みを強く感じやすい
といった状況が起こりやすくなります。
特に排卵前後は血流が増し、治癒反応も過敏になるため腫れが強い傾向があります。

③ 年齢による反応の違い
10〜30代女性は反応が強い傾向があります。
逆に40代以降になるとホルモンの影響が穏やかになっていき、同じ抜歯でも腫れが軽く済むケースが増えます。

④ 過剰血餅はときに出血が続く原因にもなる
昨日のケースのように、治癒反応が強い方は血餅(血の塊)が多く形成されてしまい、逆に止血しにくくなることがあります。
過剰反応であっても、適切に処置すれば問題ありません。
当院では術後の出血時にもすぐ対応できる体制を整えていますのでご安心ください。

女性の抜歯は腫れやすいことが前提。だからこそ…
女性は体の反応が豊かであるがゆえに、
腫れ・出血・痛みが強く出やすいという特徴があります。
ただし、それは
「治ろうとする力が強い」
という側面でもあります。
当院ではこの個人差を踏まえ、
* 術式の選択
* 止血管理
* 痛み止め・腫れ止めの最適化
* 術後フォローの頻度調整
を行い、できるだけ腫れを抑え、安全な治癒をサポートしています。

まとめ
女性は男性より腫れやすい・出血しやすいのは事実です。
血流、ホルモン、年齢といった体の働きが深く関わっています。
もし抜歯後の腫れが不安な方は、遠慮なくご相談ください。
あなたの体質に合わせた最適な治療とフォローをお届けします。



オヤアゴ院長ブログ
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監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
親知らず・顎関節症クリニック銀座 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。

〔所属学会・所属団体〕
歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会) インプラント認定医
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会