抜歯後、2週間以上経ってからから急に腫れてきた…それは何?
こんにちは。東京都中央区銀座5丁目にある
【親知らず・顎関節症クリニック銀座(通称:オヤアゴクリニック)】です。
当院は以下の3つに特化した歯科クリニックです。
* 親知らずの抜歯
* 顎関節症の治療
* アスリートのための歯科治療

「抜歯後は順調だったのに、2週間経って急に腫れてきた」
このようなケース、実は少なくありません。まれにあります。
・痛みは落ち着いていた
・鎮痛剤ももう飲んでいない
・抜糸も終わっている
一見すると「治った」と思うタイミングで起こるため、不安になる方が多い状態です。
考えられる原因:抜歯窩の二次感染
このタイミングでの腫れは、
抜歯後の創部(抜歯窩)に起こる二次感染
が最も考えられます。
抜歯した後の穴(抜歯窩)は、
どうしても外界と交通している状態になります。
つまり、
・食べかすが入る
・細菌が侵入する
これはある意味「避けられない現象」です。
通常は、
・うがい
・唾液による自浄作用
・そして体の免疫機能
によってコントロールされ、大きな問題にはなりません。
ではなぜ腫れるのか?
ポイントはここです。
感染そのものというより、「免疫とのバランスが崩れた状態」
・疲労
・ストレス
・睡眠不足
・全身状態の低下
こういった要因が重なると、
それまで抑えられていた細菌に対して
身体がコントロールしきれなくなり、
結果として腫脹として現れます。
ドライソケットとは違うの?
ここは非常によく聞かれるポイントです。
ドライソケット
・血餅(かさぶた)が取れて骨が露出
・強い痛みが持続する
・抜歯後2〜3日で発症が多い
今回のようなケース(二次感染)
・一度落ち着いてから発症
・腫れが主体(痛みは軽度〜中等度)
・1週間前後で出てくることが多い
つまり、
ドライソケット=治癒のスタートでつまずいた状態
二次感染=治りかけた後にバランスを崩した状態
と考えると理解しやすいです。
歯周病の急性発作に近い?
臨床的な感覚としては、
歯周病の急性発作(急性増悪)に非常に近い状態
です。
口の中には常に細菌が存在しており、
・完全に無菌にすることは不可能
・だからこそ免疫とのバランスで成り立っている
この構造は歯周病と同じです。
どうすればいいのか?
多くの場合、
・洗浄
・抗菌薬の投与(必要に応じて)
・経過観察
で改善していきます。
重要なのは、
「一度良くなったのにおかしい」と感じたら放置しないこと
です。
最後に
抜歯後の経過は「一直線に良くなる」とは限りません。
むしろ、
回復 → 一時的な揺り戻し → 再び回復
という波を描くこともあります。
このような変化も含めて正常範囲の中で起こることがありますが、
違和感がある場合は、遠慮なくご相談ください。
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監修歯科医師
医療法人社団GRIT 理事長
親知らず・顎関節症クリニック銀座 院長
小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA
- 〔院長略歴〕
- 鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。
- 〔所属学会・所属団体〕
- 歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会) インプラント認定医
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会

