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親知らずの抜歯が怖い方へ|静脈内鎮静麻酔を併用した抜歯について

こんにちは。東京都中央区銀座5丁目にある
【親知らず・顎関節症クリニック銀座(通称:オヤアゴクリニック)】です。
当院は以下の3つに特化した歯科クリニックです。
* 親知らずの抜歯
* 顎関節症の治療
* アスリートのための歯科治療

「親知らずを抜いた方がいいと言われているけれど、怖くてなかなか踏み切れない」
「痛そうで不安」
「抜歯中の音や圧力を想像すると緊張してしまう」
このような理由で、親知らずの抜歯をためらったり、先延ばしにしてしまっている方は非常に多くいらっしゃいます。
親知らずの抜歯は、局所麻酔をしっかり効かせて行うため、基本的には強い痛みを感じないよう配慮して行います。
それでも、“歯を抜く”という行為そのものに対して不安を抱くのは、ごく自然なことです。
そのような方にとって有効な方法のひとつが、静脈内鎮静麻酔です。

静脈内鎮静麻酔とは?

静脈内鎮静麻酔とは、腕の静脈から鎮静薬を投与し、リラックスした状態で治療を受けていただく方法です。
「全身麻酔」とは異なり、完全に意識がなくなるわけではありませんが、うとうとと眠ったような状態になり、不安や緊張が和らぎます。
治療中の出来事をあまり覚えていない、という方も少なくありません。
特に、
* 抜歯が怖い方
* 嘔吐反射が強い方
* 過去の歯科治療で強い恐怖心を持っている方
* 埋伏した親知らずなど、侵襲の高い抜歯を予定している方
には非常に有効な方法です。

静脈内鎮静麻酔には「不安を和らげる」大きなメリットがあります

静脈内鎮静麻酔そのものに、局所麻酔のような鎮痛作用があるわけではありません。
実際に痛みを取るのは、あくまでも抜歯部位に行う局所麻酔です。
ただし、静脈内鎮静麻酔には大きな利点があります。
それは、不安や緊張を和らげることで、治療を受けやすい状態を作ることです。
強い恐怖心や緊張があると、心拍数や血圧が上がり、全身が興奮した状態になります。
そのような状態では、患者さんご本人もつらく、術者側としても処置が難しくなることがあります。
一方で、静脈内鎮静麻酔によって落ち着いた状態を作ることで、治療中のストレスが軽減され、結果としてスムーズに抜歯を進めやすくなります。

埋まっている親知らずの抜歯ほど、静脈内鎮静麻酔との相性が良い

特に、横向きに埋まっている親知らずや、骨の中に深く埋伏している親知らずの抜歯では、
* 歯ぐきを切開する
* 骨を削る
* 歯を分割する
といった処置が必要になることがあります。
このような抜歯は、通常の抜歯に比べて侵襲が高く、痛みそのものは局所麻酔でしっかり抑えられていても、押される感じ、響く感じ、圧力をかけられる感じはゼロにはできません。
そのため、患者さんによっては「痛くはないけれど怖かった」「何をされているか分かるのがつらかった」と感じることがあります。
静脈内鎮静麻酔を併用すると、このような感覚に対する不快感や恐怖心がかなり和らぎます。
結果として、「思っていたよりずっと楽だった」「気づいたら終わっていたような感覚だった」とおっしゃる方が多く、満足度の高い治療につながっています。

高血圧の方や全身状態に配慮が必要な方にも有効な場合があります

静脈内鎮静麻酔は、不安や緊張が強い患者さんだけでなく、高血圧症など全身状態に配慮が必要な患者さんにも有効な場合があります。
もちろん、すべての方に一律に適応できるわけではありません。
持病の内容や服用中のお薬、全身状態を十分に確認したうえで、安全に実施できるかを判断することが重要です。
だからこそ、静脈内鎮静麻酔は「ただ眠くなる麻酔」ではなく、患者さんの不安と全身状態の両方を考慮しながら行う医療管理の一つだと当院では考えています。

当院で静脈内鎮静麻酔を用いた抜歯を当日には行わない理由

当院では、静脈内鎮静麻酔を用いた親知らずの抜歯について、初診当日の施術は行っておりません。
その理由はシンプルで、安全性を最優先にしているからです。
親知らずの抜歯は、歯の位置や深さ、神経や上顎洞との距離、炎症の有無によって難易度が大きく変わります。
また、静脈内鎮静麻酔を安全に行うためには、
* 全身状態の確認
* 既往歴の確認
* 服薬状況の確認
* 検査結果の確認
* 抜歯内容の精査
が欠かせません。
そのため、まず初診ではしっかりと診察・検査を行い、患者さんの状態を把握したうえで、適応を判断し、後日に安全に配慮して実施する流れを取っています。

親知らずの抜歯が不安な方は、一人で抱え込まないでください

親知らずの抜歯に不安を感じるのは、決して特別なことではありません。
むしろ、多くの患者さんが同じように悩まれています。
大切なのは、怖いまま無理に頑張ることではなく、不安を軽減できる方法を知ったうえで、自分に合った治療法を選ぶことです。
静脈内鎮静麻酔は、そのための有力な選択肢のひとつです。
「親知らずを抜きたいけれど怖い」
「埋まっている親知らずで不安が強い」
「できるだけ楽に治療を受けたい」
そのような方は、ぜひ一度ご相談ください。
当院では、患者さんの不安や全身状態、親知らずの難易度をしっかり評価したうえで、安全性に配慮しながら治療方針をご提案しています。
親知らずの抜歯に不安のある方は、親知らず・顎関節症クリニック銀座までお気軽にご相談ください。



オヤアゴ院長ブログ
https://ameblo.jp/kojima-dental
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監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
親知らず・顎関節症クリニック銀座 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。
〔所属学会・所属団体〕
歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会) インプラント認定医
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会