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半埋伏の親知らずがつくる静かな危険。1分で抜歯したケースのご紹介

こんにちは。東京都中央区銀座5丁目にある
【親知らず・顎関節症クリニック銀座(通称:オヤアゴクリニック)】です。
当院は以下の3つに特化した歯科クリニックです。
* 親知らずの抜歯
* 顎関節症の治療
* アスリートのための歯科治療

本日は 神谷町デンタルクリニック様からのご紹介 によりご来院いただいた患者様のケースをご紹介します。
現在歯周治療中で、
原因の一部が「親知らず由来のポケット形成」 にある可能性が高いため、
担当医の先生と連携しながら、親知らずの抜歯を進める方針となりました。

親知らずは4本とも抜歯予定
特に問題を起こしやすいのは 下顎の親知らず。
初回は、もっともリスクのある 左下の半埋伏智歯 から抜歯することになりました。

半埋伏の親知らずとは?
歯ぐきの中に半分だけ埋まっている状態で、
・汚れが溜まりやすい
・ブラッシングが届きにくい
・隣の歯(第二大臼歯)の歯周病や虫歯の原因になる
という非常に厄介なタイプです。

たった1分弱で抜歯が完了
左下の親知らずは比較的方向が良く、
極小の切開 →抜歯
の流れがスムーズに進みました。
当院では
「最小限の侵襲 × 最短の術時間」
を大切にしているため、今回も 1分弱ほどで抜歯が完了。
深い抜歯や難症例が多い中、
短時間で終わると患者さんも驚かれますが、
スピードではなく 組織ダメージを抑える技術が本質です。

半埋伏親知らずがもたらす2つの大きな問題
① 手前の第二大臼歯の歯周病リスク
半埋伏している親知らずは、
歯ぐきとの隙間(ポケット)が深くなりやすく、細菌が停滞するため炎症が慢性化 します。
その結果、
● 第二大臼歯の骨が溶ける
● 歯周病が進行していく
● 最悪の場合、手前の大事な歯を失うリスクも
歯周治療中の患者様にとって、
ここを取り除くことは 治療の大きな前進 になります。

② 噛み合わない対合の親知らずの虫歯リスク
片側だけ抜歯すると、
噛み合う上の親知らず(対合歯)が噛む相手を失う ため、
役割を失ってしまいます。
噛まない歯は
・清掃が行き届かない
・汚れが溜まりやすい
・むし歯や歯周病のリスクが急上昇
「機能しない歯ほどトラブルを起こす」
これは臨床で何度も経験してきました。

まとめ:親知らずは今困っているかどうかではなく、隣の歯を守るための治療
痛みがなくても、
静かに手前の歯を壊している親知らずは少なくありません。
今回のように歯周病治療中の方は特に、
親知らずの抜歯が歯周治療の成功率を大きく上げる ケースも多くあります。
オヤアゴクリニックでは、
できるだけ負担なく、
できるだけ短時間で、
必要な抜歯を進めていきます。
歯周病や親知らずでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

オヤアゴ院長ブログ
https://ameblo.jp/kojima-dental
ご相談・ご予約は公式HPからどうぞ
親知らず・顎関節症クリニック銀座 公式サイト
https://ginza-oralsurgery.com/
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https://lin.ee/Bz8QkWi

監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
親知らず・顎関節症クリニック銀座 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。
〔所属学会・所属団体〕
歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会) インプラント認定医
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会