Blogブログ
home ブログ 真っ直ぐに見える親知らず ― 実は骨に引っ掛かっているケース

真っ直ぐに見える親知らず ― 実は骨に引っ掛かっているケース

こんにちは。東京都中央区銀座5丁目にある【親知らず・顎関節症クリニック銀座】です。
本日は「真っ直ぐ萌出しているように見えるけれど、実際には引っ掛かっている親知らず」のケースをご紹介します。

親知らずの萌出とスペースロス
親知らずは最後に生えてくる歯であり、顎のスペース不足(スペースロス)により、半埋伏や萌出不全となることが多く見られます。
特にアジア人は顎骨が小さい傾向があり、欧米人に比べて親知らずが正常に萌出できない割合が高いと報告されています。
日本人の研究では、親知らずが完全にまっすぐ萌出する割合はわずか約20〜30%程度とされており、半埋伏・埋伏が大部分を占めることが知られています。

今回のケース
今回の患者様は、一見すると親知らずが真っ直ぐ萌出しているように見えました。
しかし詳細にレントゲンを確認すると、歯冠の遠心側が歯槽骨に引っ掛かっており、完全には萌出できない状態でした。
そのため、抜歯に際しては以下の手順を踏んでいます:
1. 覆っている歯肉を一部切開
2. 歯槽骨がどの範囲で歯冠を覆っているかを確認
3. 一部の骨を削合し、歯を分割して抜歯

このように「真っ直ぐに見えても実は骨に引っ掛かっている」ことが多く、注意が必要です。

まとめ
親知らずは必ずしも斜めに生えているとは限らず、真っ直ぐに見えても萌出不全となっているケースがあります。
こうした場合は、炎症や痛みの原因となりやすいため、早めの抜歯が推奨されます。
・痛みがある親知らず
・生え方が気になる親知らず

このような場合は、ぜひ一度ご相談ください。



オヤアゴ院長ブログ
→ https://ameblo.jp/kojima-dental
ご相談・ご予約は公式HPからどうぞ
親知らず・顎関節症クリニック銀座 公式サイト
https://ginza-oralsurgery.com/
無料LINE相談も実施中
https://lin.ee/Bz8QkWi

監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
親知らず・顎関節症クリニック銀座 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。
〔所属学会・所属団体〕
歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会) インプラント認定医
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会