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磨けない親知らず

こんにちは。東京都中央区銀座5丁目にある【親知らず・顎関節症クリニック銀座】です。
当院は、
親知らずの抜歯
顎関節症の治療
アスリートのための歯科治療
に特化した歯科クリニックです。

診療の経緯
今回ご紹介するのは「左下の歯がしみる」と訴えて来院された患者様です。
以前からしみる症状はあったものの、ここ最近で急に強くなってきたとのことでした。さらに顎も開けづらく、「奥歯を歯ブラシで磨くのがとても大変」とおっしゃっていました。
診察すると、口の開きは わずか1横指程度。
本来であれば2横指以上開くのが正常ですが、これでは歯ブラシはもちろん、治療器具すら入らない状態です。

レントゲン所見

レントゲンでは左下の親知らずに 虫歯 を認め、さらにその後方には歯石が顕著に付着していました。
しみる原因として最も疑われるのは、この親知らずの虫歯です。
垂直に生えている親知らずであっても、口が開かないとブラッシングが届かず、結果的に虫歯や歯周病にかかってしまいます。

治療の工夫
すぐに治療を始めたいところですが、口が開かないため処置自体ができません。
顎を触診すると咬筋の強い緊張がみられたため、まずは マッサージや生活習慣の指導 を実施。
幸い、症状は「冷たいものがしみる」程度で限定的だったため、まず1週間は刺激を避けながら 開口トレーニング を中心に取り組んでもらいました。
すると1週間後には、なんとか2横指ほど開くようになり、親知らずの抜歯を行うことができました。

考察とまとめ
奥歯はただでさえ磨きにくい位置にあります。特に開口障害がある方は、奥歯の清掃が不十分となり、虫歯や歯周病が進行しやすいのが現実です。
今回のように「顎関節症による開口障害」と「親知らずの虫歯」が同時に存在するケースでは、放置するとさらに複雑化します。
だからこそ、口腔内をできるだけシンプルに保つ こと、つまり不要な親知らずを早めに抜歯し、磨きやすい環境を整えることが大切です。



オヤアゴ院長ブログ
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監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
親知らず・顎関節症クリニック銀座 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。
〔所属学会・所属団体〕
歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会) インプラント認定医
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会