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左下の腫れと親知らずの関係

こんにちは。
東京都中央区銀座5丁目にある【親知らず・顎関節症クリニック銀座】です。
当院は、親知らずの抜歯、顎関節症の専門治療、そしてアスリート歯科に特化した歯科医院です。銀座駅から徒歩数分の立地で、お仕事帰りにも通いやすいクリニックです。

「左下がよく腫れる」──それ、親知らずが原因かもしれません
今回ご紹介するのは、「左下の奥が定期的に腫れて痛む」と訴えて来院された30代の患者様です。
疲労時や体調不良時に特に症状が出るとのことで、繰り返す炎症に悩まれていました。

診察の結果、左下の親知らず(智歯)が水平埋伏しており、わずかに歯冠が口腔内に露出している状態でした。周囲の歯肉は明らかに腫脹しており、炎症が確認できました。

このように、親知らずが一部だけ露出しているケースは非常に炎症を起こしやすい状態です。
完全に萌出していればブラッシングや唾液の自浄作用が働きますが、中途半端に露出した状態では細菌が溜まりやすく、排膿ができずに炎症が進行しやすいのです。

■「親知らずは横向き」──抜歯が最も妥当な選択
レントゲン上では、親知らずが完全に横向きに埋伏しているのが確認できます。
このような場合、今後も同様の腫れや痛みを繰り返すリスクが非常に高く、抜歯が適応となります。

ただし、抜歯のタイミングは非常に重要です。

■炎症が強いときに抜歯はNG?その理由とは
患者様には炎症が少し落ち着いてから抜歯を行いました。
実は激痛を伴う腫脹時の抜歯は推奨されません。その理由は以下の通りです:

麻酔が効きにくい:炎症が起きている組織は酸性に傾いており、麻酔の効きが悪くなります。
菌血症のリスク:感染が強い状態で抜歯を行うと、血流を通じて細菌が全身へ拡がり、発熱・倦怠感・体調不良などを起こす可能性があります。特に高齢者や基礎疾患がある方は注意が必要です。
そのため、可能な限り腫れや痛みが落ち着いた状態での抜歯が理想です。

■実際の抜歯はどうだったか?
当院では、切開・分割による短時間の抜歯(約15分)を実施。
術後は腫れや痛みも最小限に抑えられ、患者様からは「痛みの不安がなくなって、日常生活が快適になった」と嬉しいご報告をいただきました。

■親知らずの抜歯をご検討中の方へ
親知らずによる痛みや腫れは「放っておけばそのうち引く」と思われがちですが、繰り返す炎症には根本治療が必要です。
当院では、CTやレントゲンによる的確な診断、痛みを抑えた抜歯、そして術後のケアまで一貫して対応しております。

「親知らずが気になるけれど、怖くて踏み出せない」
そんな方も、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

親知らず・顎関節症クリニック銀座
東京都中央区銀座5丁目
🚉銀座駅 徒歩数分
📞 予約・お問い合わせは当院ホームページから

オヤアゴ院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
https://ameblo.jp/kojima-dental

監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
親知らず・顎関節症クリニック銀座 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。
〔所属学会・所属団体〕
歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会) インプラント認定医
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会