親知らず4本抜歯、どういうスケジュールで進めるのが多い?
こんにちは。東京都中央区銀座5丁目にある
【親知らず・顎関節症クリニック銀座(通称:オヤアゴクリニック)】です。
当院は以下の3つに特化した歯科クリニックです。
* 親知らずの抜歯
* 顎関節症の治療
* アスリートのための歯科治療
親知らずのご相談で比較的多いのが、
「4本あるのですが、どういう順番で抜くのが普通ですか?」
というご質問です。
結論から言えば、最も多いパターンは
左右に分けて2本ずつ抜歯する方法です。
例えば、
・右上+右下
↓数週間〜1ヶ月程度経過観察(平均2週間で、いける方は1週間)
・左上+左下
という流れです。
なぜ左右で分けることが多いのか?
理由としては、術後の日常生活への影響を最小限にするためです。
親知らず抜歯後は、
・腫れ
・痛み
・口の開けづらさ
・食事のしづらさ
などが起こる場合があります。
そのため、左右両方を同時に抜歯してしまうと、
「両側で噛めない」
という状況になりやすい。
一方で、片側ずつであれば反対側で食事ができるため、術後の負担をかなり軽減できます。
特に下の埋伏親知らずは術後反応が出やすいため、この左右分割は非常に合理的な方法です。
では4本同時抜歯はしないの?
もちろんケースによっては4本同時抜歯を行うこともあります。
例えば、
・遠方から来院されている
・何度も通院が難しい
・全身麻酔や静脈内鎮静法を希望
・上下とも比較的シンプルな抜歯
このようなケースでは4本同時に行うこともあります。
ただし、4本同時抜歯は術後反応も強くなりやすく、
・腫脹
・開口障害
・食事制限
・長時間処置による疲労
などの負担は増える傾向があります。
そのため、術前のレントゲンやCTで難易度を確認しながら慎重に判断します。
全て埋伏している場合は「1本ずつ」もあります
特に注意が必要なのが、
4本とも完全埋伏しているケース
です。
このようなケースでは、
・骨を削除する量が多い
・麻酔量が増える
・処置時間が長くなる
・術後腫脹が強くなりやすい
などの特徴があります。
特に下顎の水平埋伏智歯では、1本だけでも術後反応が強く出る場合があります。
そのため、
「腫れが心配」
「仕事を長く休めない」
「以前の抜歯でかなり腫れた」
「体力面が不安」
という場合には、
1本ずつ安全に抜歯を進める
という選択をすることもあります。
早く終わると負担が少ないは別
患者さんとしては、
「できれば一気に終わらせたい」
というお気持ちも非常によくわかります。
ただ、親知らず抜歯では、
回数を減らすことと
術後負担を減らすこと
は必ずしも一致しません。
特に埋伏歯は、見た目以上に身体への侵襲が大きいことがあります。
当院ではCTを含めた診査を行い、
・抜歯難易度
・神経との距離
・腫脹リスク
・仕事や学校の予定
・患者様の希望
などを総合的に考慮して、無理のない抜歯スケジュールをご提案しています。
「4本あるけど、どういう順番がベストかわからない」
という方も多いため、まずはお気軽にご相談ください。

オヤアゴ院長ブログ
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監修歯科医師
医療法人社団GRIT 理事長
親知らず・顎関節症クリニック銀座 院長
小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA
- 〔院長略歴〕
- 鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。
- 〔所属学会・所属団体〕
- 歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会) インプラント認定医
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会

