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顎関節症で「口が開きにくい」と感じる方へ ― 最近ご相談が増えている症状について ―

2025年12月12日

こんにちは。東京都中央区銀座5丁目にある
【親知らず・顎関節症クリニック銀座(通称:オヤアゴクリニック)】です。
当院は以下の3つに特化した歯科クリニックです。
* 親知らずの抜歯
* 顎関節症の治療
* アスリートのための歯科治療

最近、
「口が大きく開かない」
「歯科治療中に顎がつらい」
「朝起きたときに顎がこわばる」
このようなご相談で来院される方が増えています。
その多くが 顎関節症(がくかんせつしょう) に関連した症状です。

「顎が開きにくい」=すべて重症ではありません
まずお伝えしたいのは、
顎が開きにくい=すぐに手術や大きな治療が必要
というわけではありません。
顎関節症は大きく分けていくつかのタイプがあり、
原因によって対応はまったく異なります。

顎が開きにくくなる主な原因
① 筋肉が原因の顎関節症(顎関節症Ⅰ型)
・食いしばり
・歯ぎしり
・ストレス
・長時間の緊張(PC作業・スマホ姿勢)
これらによって 咀嚼筋が過緊張 を起こすと、
顎は「守るために」動きを制限します。
👉
痛みはあるが、画像上は大きな異常がない
というケースが多く、
適切な保存的治療で改善が見込めます。

② 関節円板のズレ(顎関節症Ⅲ型)
・口を開けるとカクッと音がする
・以前は音がしていたが、最近は音がしない代わりに開きにくい
この場合、
関節内のクッション(関節円板)が前方にずれ、
顎の動きを邪魔している可能性があります。
👉
無理に開けようとするのは逆効果
状態を見極めたうえでの対応が重要です。

③ 炎症・急性期
・急に大きく開かなくなった
・痛みが強い
・熱感や腫れを伴う
この場合は 急性炎症 の可能性があり、
まずは安静と炎症のコントロールが最優先です。

「様子見」で良いケース、受診すべきケース
様子を見てもよいことが多い症状
・少し開きにくいが日常生活は可能
・痛みが徐々に軽くなっている
・朝だけ違和感がある

早めに受診した方がよい症状
・指2本分も開かない
・痛みが増している
・数週間改善しない
・食事や歯科治療に支障がある

オヤアゴクリニック銀座での考え方
当院では
「とりあえずマウスピース」
「とりあえず様子見」
は行いません。

筋肉由来なのか
関節由来なのか
急性か慢性か
これを見極めたうえで、

セルフケア指導
マッサージ・運動療法
スプリント治療
必要に応じた画像評価
を段階的に選択します。

最後に
顎は、
我慢強い関節 です。
限界まで頑張って、
ある日突然「動かなくなる」こともあります。
「そのうち治るかな」
と思っているうちに長引くケースも少なくありません。

気になる違和感があれば、
早めの評価が、結果的に一番シンプルな治療 になることが多いです。
顎のことでお悩みの方は、
どうぞお気軽にご相談ください。



オヤアゴ院長ブログ
https://ameblo.jp/kojima-dental
ご相談・ご予約は公式HPからどうぞ
親知らず・顎関節症クリニック銀座 公式サイト
https://ginza-oralsurgery.com/
無料LINE相談も実施中(予約対応もできます)
https://lin.ee/Bz8QkWi

監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
親知らず・顎関節症クリニック銀座 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。

〔所属学会・所属団体〕
歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会) インプラント認定医
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会