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【右下親知らずの抜歯】完全埋伏のケースと治療経過
2025年11月10日
こんにちは。東京都中央区銀座5丁目にある
【親知らず・顎関節症クリニック銀座(通称:オヤアゴクリニック)】です。
当院は以下の3つに特化した歯科クリニックです。
* 親知らずの抜歯
* 顎関節症の治療
* アスリートのための歯科治療
紹介により来院された患者さま。
右下の親知らずの抜歯をご希望で来院されました。現在は症状が落ち着いていましたが、これまでに急性症状が強く出た時期が複数回あり、腫れや痛みで日常生活に支障をきたすこともあったそうです。
診査を行うと、第二大臼歯の遠心部には約10mm近い歯周ポケットが形成されており、わずかな排膿所見も認められました。
このような状態では、親知らず周囲の感染が慢性的に持続していると考えられます。放置すると第二大臼歯の骨吸収や虫歯を引き起こすリスクもあるため、抜歯を行う方針としました。
当日はまず、全額的な除石(スケーリング)と洗浄を行い、口腔内全体の炎症コントロールを整えたうえで処置を実施しました。

◆ 手術内容:最小限の侵襲で確実に
右下の親知らずは完全埋伏歯で、歯冠の一部が骨内に深く埋まっているタイプでした。
そのため、できるだけ侵襲を抑えることを目的に、最小限の切開線を設定し、粘膜を慎重に剥離。
視野を確保したのち、歯冠の一部を露出させ、骨の削除は必要最小限に留めました。
次に、歯冠と歯根の分離を行うために分割抜歯を選択。歯の角度や歯根形態を確認しながら、負担を最小限に抑えて段階的に摘出しました。
縫合と止血剤を使用、麻酔から抜歯、縫合までの全ての処置時間は約25分で終了しました。
抜歯後の経過は非常に良好で、麻痺や強い腫脹はなく、数日でほぼ通常の生活に戻ることができています。
◆ 抜歯後の注意点と考え方
完全埋伏の親知らず抜歯は、どれだけ丁寧に行っても術後の腫れや疼痛は完全には避けられないことがあります。
特に、骨を削る必要があったり、深い位置に歯がある場合は、3日目をピークに一時的な腫脹が見られることもあります。
ただし、これは術後の正常な治癒反応であり、感染や合併症とは異なるものです。
冷却や安静、処方薬の正しい内服によって、多くの方は1週間前後で落ち着いていきます。
また、個人差も大きく、同じような埋伏状態でも、体質・免疫反応・骨の硬さによって回復速度が異なります。
当院では、患者さま一人ひとりの状態に応じて術式や切開の範囲を調整し、可能な限りダメージを抑えるようにしています。
◆ ご相談からでも構いません
「今は痛くないけれど、時々腫れる」
「他院で神経が近いから抜けないと言われた」
そのような方も、ぜひ一度ご相談ください。
当院ではCTによる三次元的な診断をもとに、神経との距離や歯根の方向を正確に評価し、安全性の高い抜歯計画を立てています。
抜歯が必要かどうかも含め、丁寧な説明と相談の時間を設けています。
親知らず・顎関節症クリニック銀座(オヤアゴ)
完全埋伏歯の抜歯にも豊富な実績があります。
「抜く・抜かない」の判断からお気軽にご相談ください。
オヤアゴ院長ブログ
→https://ameblo.jp/kojima-dental
ご相談・ご予約は公式HPからどうぞ
親知らず・顎関節症クリニック銀座 公式サイト
→https://ginza-oralsurgery.com/
無料LINE相談も実施中(予約対応もできます)
→https://lin.ee/Bz8QkWi
監修歯科医師
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医療法人社団GRIT 理事長
〔院長略歴〕
親知らず・顎関節症クリニック銀座 院長
小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。
〔所属学会・所属団体〕
歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会) インプラント認定医
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会 
