Blogブログ

食いしばりによる顎の痛みに——ボトックス治療で改善した一例

2025年8月8日

こんにちは。東京都中央区銀座5丁目にある【親知らず・顎関節症クリニック銀座】です。
当院は以下の3つの領域に特化した歯科クリニックです。
* 親知らずの抜歯
* 顎関節症の治療
* アスリートのための歯科治療

今回は、顎関節症の症状のひとつである「食いしばりによる顎の痛み」に対して、ボトックス治療を行った患者様のケースをご紹介いたします。

【症例紹介】朝起きると顎が痛い…長年の悩みを解消できたボトックス治療
▶患者様の背景
40代女性。
仕事や日常生活のストレスが多く、朝起きた時に「顎が重だるく痛い」感覚が強く続いているとのことで来院されました。
過去にマウスピース(スプリント)を使用した経験があるものの、十分な改善が得られなかったとのことでした。
▶診断
咬筋部の著しい圧痛と緊張を確認
歯のすり減りや歯列の状態から、強い夜間の食いしばりが疑われました
スプリント療法単独では効果が限定的と判断し、ボトックス治療を併用することに

【治療内容】咬筋部へのボトックス注射
ボトックスは、筋肉の緊張を緩める働きがあります。
今回は、両側の咬筋に対してボトックスを注射し、筋の緊張を和らげることで、痛みと食いしばりの軽減を目指しました。
治療時間:わずか5〜10分程度
痛みはほぼなく、当日から日常生活に復帰可能
効果は数日〜1週間程度で体感され、3〜6ヶ月持続

【治療後の変化】
1週間後の経過チェック:
「朝起きた時の顎の痛みがほとんど気にならなくなった」
咬筋の圧痛も明らかに軽減し、開口時の違和感も減少
筋電図的にも、咬筋の緊張度が明らかに低下
患者様自身も、「今まで毎朝のようにあった重だるさから解放された」と感動されていました。

【費用について】
当院では、顎関節症に対するボトックス治療(両側咬筋)を ¥33,000(税込)で実施しております。
スプリント療法との併用や、定期的な経過観察を組み合わせながら、「再発しにくい顎の状態」を目指します。

顎の痛みや食いしばりでお悩みの方へ
顎関節症の症状は、「いつものことだから」と放っておかれがちですが、放置することで悪化したり、慢性化してしまうリスクもあります。
「ボトックス」というと美容のイメージが強いかもしれませんが、医学的にしっかりとした効果が証明された治療です。
「朝、あごがつらい」「日中ずっと力が入ってしまう」「頭痛や肩こりもある」など、もし心当たりがあれば、ぜひ一度ご相談ください。

院長が綴るゆるっと本音ブログも更新中
→ https://ameblo.jp/kojima-dental

ご相談・予約は公式HPより
→ https://ginza-oralsurgery.com

LINE相談はこちらから
https://lin.ee/Bz8QkWi

監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
親知らず・顎関節症クリニック銀座 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。

〔所属学会・所属団体〕
歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会) インプラント認定医
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会